平成28年12月8日、東京都医師会館で行われた
東京慈恵会医科大学解剖学教授岡部正隆先生の
特別講演に参加し深い感銘う受けてきました。
まず先生自身が色覚異常をおもちであるということから
handicapped personの一人としての目線で講演をして頂き
大変貴重な経験を話していただきました。
先生自身「魚が川で泳ぐ姿は他の誰よりも早く気付いた。」とおしゃっており、
色覚異常と言われる人はただ単に「普通の人」と言われる人と比べて感じる色が
違うだけに過ぎないということがよく理解できました(あるサルは色弱とそうでないサルが混在して
グループを作って集団生活しているがその色弱のサルがそうでないサルと比べて
獲物の狩りの成功率が低いわけでは決してなくhandicapはまったくなく生活しているとのことでした)。
そうはいってもこの世の中は「非色覚異常者」中心に回っており、「非色覚異常者」の感じる色感を基に
色を使うインフォメーションを行われていることから、色覚異常者と言われる人に対する配慮は必要であり、
それを行うことで人材資本がより円滑に活用できより良い社会も形成されると思いました。