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2016.12.10更新

 平成28年度12月8日、p.m19:30から行われた糖尿病ネットワーク登録医連絡会に参加しました。

p.m14:30からp.m17:00まで色覚の講演だったので講演会のハシゴでした。

眼科医は実臨床で内科の現在行われている診療がどういうものなのか中々知る機会がないので

参加してみましたが、内科治療のの進歩に驚かされ隔世の感すら漂いました。

とかく眼科の世界では最小血管に焦点があたり過ぎているきらいがあり、「糖尿病黄斑浮腫(DME)には

ルセンティスがいい、いやいやアイリーアだ、マクジェーンだ、ステロイドだ」と盛んに議論されています。

それはそれで重要ではありますが効果も一時的である場合も多く値段も10万円単位で掛かったりして

economicalとは決していえません。

 一方内科の側は多くの薬剤がここ20年間のうちに開発されてきた事や寿命延長させる事を念頭に

微小血管から大血管ーつまり心筋梗塞予防や脳血管疾患予防に興味をシフトしてきているようです。

また食欲やグルカゴンを抑える薬の開発など糖尿病薬は日進月歩で進んでいます。そうなると眼科医が

やりがいを感じる増殖網膜症がこれら内科薬の進歩によって消えてなくなるかもしれません。

 実際、増殖網膜症の治療を行うことよりも発生させないことの方がはるかに重要であることを

改めて気づかせてくれた講演でした。

投稿者: やまもと眼科

2016.12.10更新

 平成28年12月8日、東京都医師会館で行われた

東京慈恵会医科大学解剖学教授岡部正隆先生の

特別講演に参加し深い感銘う受けてきました。

まず先生自身が色覚異常をおもちであるということから

handicapped personの一人としての目線で講演をして頂き

大変貴重な経験を話していただきました。

先生自身「魚が川で泳ぐ姿は他の誰よりも早く気付いた。」とおしゃっており、

色覚異常と言われる人はただ単に「普通の人」と言われる人と比べて感じる色が

違うだけに過ぎないということがよく理解できました(あるサルは色弱とそうでないサルが混在して

グループを作って集団生活しているがその色弱のサルがそうでないサルと比べて

獲物の狩りの成功率が低いわけでは決してなくhandicapはまったくなく生活しているとのことでした)。

そうはいってもこの世の中は「非色覚異常者」中心に回っており、「非色覚異常者」の感じる色感を基に

色を使うインフォメーションを行われていることから、色覚異常者と言われる人に対する配慮は必要であり、

それを行うことで人材資本がより円滑に活用できより良い社会も形成されると思いました。

投稿者: やまもと眼科

2016.12.10更新

 平成28年12月8日、東京都医師会館で行われた

東京慈恵会医科大学解剖学教授岡部正隆先生の

特別講演に参加し深い感銘う受けてきました。

まず先生自身が色覚異常をおもちであるということから

handicapped personの一人としての目線で講演をして頂き

大変貴重な経験を話していただきました。

先生自身「魚が川で泳ぐ姿は他の誰よりも早く気付いた。」とおしゃっており、

色覚異常と言われる人はただ単に「普通の人」と言われる人と比べて感じる色が

違うだけに過ぎないということがよく理解できました(あるサルは色弱とそうでないサルが混在して

グループを作って集団生活しているがその色弱のサルがそうでないサルと比べて

獲物の狩りの成功率が低いわけでは決してなくhandicapはまったくなく生活しているとのことでした)。

そうはいってもこの世の中は「非色覚異常者」中心に回っており、「非色覚異常者」の感じる色感を基に

色を使うインフォメーションを行われていることから、色覚異常者と言われる人に対する配慮は必要であり、

それを行うことで人材資本がより円滑に活用できより良い社会も形成されると思いました。

投稿者: やまもと眼科

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